パルファンメールマガジン8月号
7作目の香り「パル・ガランス」発売に向けて旅のエピソードを交えたエッセイで送ります

私の鼻は小さい。でも感度は良好である【後編】です
前編はこちら
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優しさが加速する
やがて車は山道に入った。
この運転手さん、私が車酔いしているのだと思ったのか、おしゃべりをやめ、スピードをぐんぐんあげてキュルキュル音がするほどカーブを曲がり、山を登っていった。
こうなると
いよいよ本気の車酔いだ。
到着して車を降りるころには
私は猛烈な吐き気に襲われて
トイレに駆け込む始末となった。
旅の途中で思いがけない事態になった。
でも、誰も悪くない。

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ここが一番難しいところだと思うのです。
私は2人目の息子を産んだころ、たまたまアロマの世界に出会い、ニオイと香り、空気が体に与える影響を学び、
そこから家の中に合成・人工的な香りを一切置かないようになりました。
天然か合成かという話になると
どうしても対立が生まれやすい。
このタクシーの中で私は
この運転手さんになにか伝えることはあるだろうか?
と考えさせられました。
悪気のないおもてなしを、「くさい」とはいいがたい。
しかも
気分が悪く少々イライラしていた私は言葉を選べそうにない。
旅先で対立などしたくない。
善意がすれ違ってしまっているだけで敵なんていない。
毎回迎えるそんな局面をどうすべきか。と。
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「香りを聞く」日本人
「合成だから全部悪い」「天然だからいい」と人を攻撃したり戦いになったりするのではなく、
まずは
空気はみんなで使っているという意識を持つ人が増えてほしいと思います。
私の住む築地には外国人のツーリストが非常に多いです。
いろんな国の人が強い香水をつけています。
体臭があって、香水の文化がある地域の人たちならではと感じます。
が、一方で
日本には「香りを聞く」という言葉があります。
新緑の匂い。
畳。
出汁、柚子。
梅、桜。
強く主張する香りではなく、四季折々の儚い香りを楽しんできた文化があります。
だからこそ
日本人が本来持っているこの感覚と感性を大切にしたい。
人は密閉された場所で吸う空気を選べません。
車も電車も、お店も、職場も教室も。
「自分はこの香りが好き」でもなく、「良かれと思って使う」でもなく、
そのニオイが何からできているのか、ふと考えてみること、
周りの人と共有する空気に放たれていることを知ること、
そして意識を持つ人が増えること。
結局、私は運転手さんには何も伝えず、
「ありがとうございました」と車をおりました。
せめてこの記事をと思い、自分の気づきを文字にして残そうと思います。
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香りを買うんじゃない
私は23年間、Sinaryのルームフレグランス【パルファンデュモンド】を子育てや生活に取り入れてきました。
理由は、
「香りが好きだから」だけではありません。
香りの原料や、その背景まで考え、
空気との付き合い方を大切にしている姿勢に共感しているからです。
ただのルームフレグランスではなく、
数年前には健康医療アワード賞を受賞し、病気の予防や健康寿命を延ばすと称賛されました。

そして
この秋冬に7作目となる「パルガランス」が登場します。

清々しいウッディグリーンの香りです。
深い森の中で、やさしく深呼吸したくなるような落ち着きが広がります。
仕事や勉強に集中できそうな香りです。
身につけるアクセサリーのような香りではなく、
むしろ
自分の吸う「空気のパーソナルスペース」をつくるのです。
これにより、眠りが深くなったり、呼吸がしやすかったり
はたまたリラックスして心に余裕ができたりと、
そんな時間を感じられると期待しています。
ただし、
一つ覚えておきたいのが
人は同じニオイに15分もさらされると慣れてしまい、
感度が90%以上鈍るということです。
これを「嗅覚疲労」といって
もう自分では「ニオイ」に気づけません。
だからこそ香りは足し算ではなく、
季節や気分に合わせて、そう。まるで音楽のように切り替えて楽しみたいものです。
空気は、みんなでシェアしています。
隣の人の空気も配慮してあげる。
そう、書いてて今気がつきました。
音のように、うるさくしない。
電車でイヤホンして周りに配慮するように、
空気と匂いをそういう存在に格上げする。
これこそ日本人から発信したい新しい文化ではないでしょうか。
あなたの香り音量、どれくらい?
Sinary-lovemac
LOVE❤️
どうかこの記事が多くの人に読まれますように

パルファンは今後デザインおよび内容量・価格ともにリニューアル予定です
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